シャープは、経理など計算業務を日常的に行う人に役立つ機能を搭載し、環境に配慮した設計の実務電卓の新製品としてEL-S762K／N742K／M722K（各オープン）の3機種を5月22日から発売する。月産各1000台を計画する。

　新製品は、本体に使用するプラスチック重量の60％以上に再生プラスチックを使用しているほか、太陽電池を搭載する。

　環境への負荷軽減により、「グリーン購入法」に適合したほか、「エコマーク」も取得した。

　また、「税抜・税込計算」や時給計算に便利な「日数・時間計算」など、経理など計算業務を日常的に行うユーザーに役立つ各種機能を搭載する。

　さらに、液晶表示画面を見やすい角度に調整できる「チルトディスプレイ」（EL-S762K／N742K）や「傾斜表示」（EL-M722K）を採用。キーの操作音が静かな「サイレントキー」にも対応し、見やすさや使いやすさにも配慮している。

　市場想定価格は、セミデスクトップEL-S762Kが3400円前後、ナイスサイズ同N742Kが2860円前後、ミニナイスサイズ同M722Kが2190円前後（それぞれ税込み）。